実感なき景気回復に潜む金融恐慌の罠―このままでは日本の経済システムが崩壊する



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実感なき景気回復に潜む金融恐慌の罠―このままでは日本の経済システムが崩壊する
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小泉・竹中の金融改革に批判があった理由がやっと分かった!

金融シロウトの私には、改革(ではなく実は破壊)が実行されていた当時の状況は、ハッキリ言って何がなんやら訳が分からん、というのが正直な感想であった。 当時は、賛成とおなじくらい強烈な批判があったことも覚えているが、何せシロウトには優劣の判別なぞできん、というのが事実。 ほとんどの日本人にとっても、同じではなかったであろうか? なにせ、それを大々的に記事にしている大マスコミの記者が、シロウト同然の理解しかない(と思われる)のであるから、当然ではある。 

しかしこの本を読んで、当時の批判の意味が、シロウトの私にも霧が晴れるように理解できた。 小泉・竹中改革の欺瞞性と金融当局官僚の(意図的な?)誤謬に対して、シロウトにも分かるように、はっきりした理論展開が示されている本である。 

この本を読んでから、細野康弘氏の「小説 会計監査」を読むと、金融庁による銀行つぶしの実際(と思う)が理解でき、背筋が寒くなること請け合いである。 このまま行くと、日本は本当にどうなるのであろうか???? 
脆弱化する日本の金融・財政システム


 「郵便局会社」「郵便事業会社」等4分割の上、「日本郵政株式会社」をホールディングカンパニーとする郵政事業の民営化が10月1日からスタートした。既に、「ひとりを愛せる日本へ」どころではなく、国内2万4千ある郵便局のうち、1048局で集配業務が廃止され、私の住む北海道では全国最多の160局が集配サービスを打ち切っている。さらに問題なのは、これらサービスの劣化だけではなく、「ゆうちょ銀行」預金残高188兆円、「かんぽ生命保険」総資産残高113兆円、総計300兆円超に上るマネーの行方ではないだろうか。

 そもそも「郵政民営化」とは、端的に言って「国内だけで流れていた財投(財政投融資)資金をより利回りの良い投資に回すという名目で、米国債に回すという政策」のことである(07.9.13付『ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報』)。すなわち、著者の菊池英博教授が述べるように、06年3月末現在、米国債の発行額は約920兆円であるのだが、そのうちの120兆円程を郵政資金で手当てしてもらう、というのが米国の魂胆らしい(本書PP.11?12)。結局のところ、財投資金として公共事業等を通じて国内に循環していた郵政マネーは「『官から民へ』ではなく、『官から外へ』」(同P.17)、つまり米国へ流出するのである。

 こうした“郵政米営化”と並んで、当書で批判するように2002年10月以降の「金融改革プログラム(構造改革)」によって、日本の金融システムは空前の寡占化、硬直化、弱体化が進行したといえる。たとえば、日本はオーバーバンキング(銀行過剰)だとして、先進国では異常な「三大メガバンク」体制に伴う国際基準行の絶対的不足や地域銀行等の減少など、金融システムの不安定性も指摘されている。ともあれ、世界最大の債権国かつ貯蓄超過国にも関わらず、疲弊・衰弱する地方等への投融資も含め、国内の格差是正や国土保全・整備等のために活用すべき資金は、私たちの手の届かぬところに行ってしまうのだろう…。

本当にそうか・・・?

この本を読んだが、結論の証拠が確かでない感じがする。1つの視点からしか物事を見てない感じがして、いいとこもあるのにもったいない。

「このためにこうなった」と決めてかかっている所が多々あった。
P73の 「ペイオフ解禁のせいで貯蓄率が下がった」というのは、間違いだと思う。
21世紀初頭のインターネットの普及で、利回りのいい株などに金が流れたからではないだろうか。個人投資家の増加はHow to本の増加が示しているだろう。そこら辺も考慮して頂きたい。

国際比較をするときに、経済規模の調整をしてからどうこう言うのもいかがなものか。
各々の国はその経済規模で成り立っているのだから、調整をして比較しても無意味だと思う。
第一、「日本は島国で他国とは違う」と述べておきながら他国と比較をしている点は矛盾している。

でも、「小泉さんはアメリカの受け売りだ」と言って分析している辺りはあたってると思う。
それに寄り道の部分がいけないだけで、主旨の「日本経済のもろさ」は少し参考になると思う。
まあ良いところもあったので+1
ゆうちょ銀行は笑える

わたしは株を長年やってきたが今ほど株の行く末がみえないときはない。
だから株を素人は手を出さないように進言しておきたい。
 それとともにお友達子供銀行ごっこを日本はしようとしている。
まさに金融恐慌ははじまっているのではないか。いつまでたっても
金利はあがらずそれでいて景気が良いなぞと新聞TVで言っている。
天気予報があたらないからといって、笑ってはすまない。
 どんどん生活は生きずまり破産者は増ていく、このどれを考えても
経済システムでコントロールすることは破綻しはじめている。

知恵の無いわたしなぞのタンス預金がかえって安全だったりするのかもしれない。
国民一体となって景気回復の偽りににらみをきかそうではないか。

 一読推薦いたします。
金融問題どれだけ知っていますか?

平成金融恐慌の原因と収束までの経緯を詳細に書かれています。

あくまで、著者の経済アナリスト菊池英博の主張ですが、「構造改革」「郵政民営化」の問題や、金融恐慌の教訓をふまえて、これからどのように乗り越えれば良いかが分かります。

ここ10年間の金融改革を知りたい方にお薦めの1冊です。


金融問題については良く分からないという方は多いのではないでしょうか?

本書を読むと、日本は財政危機ではなく政策危機であることが分かります。

しかし、金融改革についての議論や改革を実行できる方は少ないと思います。

本書などにて、金融問題についての知識をつけ、現在の状況を理解し、議論できる方が増えなければなりません。

本書は、具体的に何がどう良くないか分かりやすく書かれています。

しかし、経済のことですので専門でない方が読むのは根気が必要ですがチャレンジして見て下さい。

金融問題について詳しくなりませんか。





ダイヤモンド社
増税が日本を破壊する
円の支配者 - 誰が日本経済を崩壊させたのか
人間の顔をした経済の復活-市場原理主義批判
広告に携わる人の総合講座 平成19年版―広告のすべてがわかる理論とケース・スタディー (2007)
経営学イノベーション〈3〉経営組織論 (経営学イノベーション 3)







         
         

         
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