「ニート」って言うな! (光文社新書)



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「ニート」って言うな! (光文社新書)
「ニート」って言うな! (光文社新書)

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ニート問題は国策の誤りにより発生

最近若者のNeet問題がよく取沙汰されている。
この問題の原因は、労働環境の変化によるところが大きい。

彼らは、はじめから働きたくなかった訳ではなく、職を求めても正社員としての採用先がなく、
やがて失望とともにNeetとなっていったのだ。
多くの企業が、雇用形態の変換を行い、正社員を減らし、パート・アルバイトを増やしたからだ。

しかし、これは、企業の雇用形態の変化の問題ではなく、その背景にある規制緩和という国の施策の問題だ。
つまり、彼らは国策の生んだ歪に陥った犠牲者なのである。

しかし、彼らに対する世間の視線は厳しい。
「勤労意識の少ない者」「怠け者」「自己責任」などの言葉とともに、彼らを指弾する。
ひとたび、Neetの環境にいる者が犯罪を起こすと、学者やジャーナリストは、あたかもNeet全体が犯罪予備軍で
あるかのような論調で解説し、マスコミはそれをセンセーショナルに取り上げる。
しかし、Neetとは、決して彼らの怠惰ゆえ自業自得で陥った境遇ではなく、景気の変動と産業構造の変化、
それに伴う規制緩和という国策により発生した問題なのだ。

Neet問題は、まずもって国の経済政策に原因がある。
個人の勤労意欲や能力の問題ではなく、ましてや家庭でのしつけや、教育の問題などでは決してない。
国は、Neet問題を経済の分野から解決しなければならない。
反若者論

反・現代若者論の代表的な一冊だろう。
若者の実態を描いた良書。
ニートなんて増えていない。
若者論の製造工程。
トンデモ若者論。

だが今若者たちにとっての本当の問題とは
何なのかということはあまり示されていない。

それでも多くの人に読んでもらいたい。
この本もマスコミ同様一方的

マスコミと真逆ののベクトルで書かれているだけで一方的には変わりない。
読む価値なしとはいわないが、この本を読むだけではマスコミ報道一辺倒と変わりない。
ニート(ごめん、言っちゃった。)について書かれた本は多いので
せめて10冊は読みましょう。
良書

偽善かつデタラメなマスメディアに対して警世の論をはる。まず気鋭な論客たちが完膚なきまで根拠のないニートという造語を否定する。本書によればニートとは定義そのものが違うという。そして政府の統計自体が就職浪人や解雇になった人をも含むと主張する。また高卒就職した人は待遇が物凄く悪く辞めていく人が多いようだ。私の友人もひどい職場ですぐに退社した。こういった点に言及せず、道徳いかんばかりで若者を攻めるのはいかがなものか。ともかくマスメディアは、面白可笑しく若者を悪玉呼ばわりするということが理解できた。さらに言うと、それを迎合する世論も同様だろう。内藤氏の著作はブレが一切なく、バイアスすら感じないくらい中道で信頼感がある。他の著作で触れているが、いじめ自殺報道に何度も言及している。若者の自殺を表した統計そのものは、むしろ少数で変化が余りないようだ。氏はそれを「お祭り」と呼んでいる。ある時期いじめの話題はヒートし、ネタ切れになったら冷却することらしい。加えて社会学部なら読まされるデュールケームの「自殺論」で自殺の話が広がるとそれ模倣して自殺が増えるという話は有名だ。社会人の方が圧倒的に自殺者が多いのに触れない。そんなことをすれば、大変な事態になることぐらいマスメディアは百も承知だからだ。借り物的な説教と的外れの議論でいつも結論は決まっている。こうして何より全く関係のない善良な若者まで巻き込む無用な条令など厳罰化、公立学校なら校則の厳守化(自毛が黒じゃなければ色を黒させる、10キロ離れた遠方だろうが徒歩以外禁止など阿呆らしいもの)、長時間の奉仕活動、万年玉拾いだろうが部活動強制(サボったり辞めたら中学なら条件悪い高校、高校なら待遇が酷い職場に入れさせられる)、行事などに従事させられる。一方でヤンキーや問題ありの若者はあーそうかと言われるだけでそのままである。
働きたくないでござる!

10日未明、家族会議が行われ、両親は自宅警備員の俺(21)に対し、
来期の契約は結ばない旨を通達した。
事実上の戦力外通告に対し、俺は「プロとして(自宅警備は)
まだやれるという気持ちがある。来期も雇って
くれる場所を探すだけ」と現役続行にこだわる姿勢を見せた。
今後はトライアウトなどを受ける予定。



光文社
日本のニート・世界のフリーター―欧米の経験に学ぶ (中公新書ラクレ)
ニート―フリーターでもなく失業者でもなく (幻冬舎文庫)
「負けた」教の信者たち - ニート・ひきこもり社会論 (中公新書ラクレ)
若者と仕事―「学校経由の就職」を超えて
多元化する「能力」と日本社会 ―ハイパー・メリトクラシー化のなかで 日本の〈現代〉13







         
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